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GALLERY/ギャラリー[今月の帯・バックナンバー]
第14回 新高機組の会

「なごや帯 錦地 天国の庭」ほか新作

「天国の庭」、これまでも何本か製作してきた意匠の配色を変えた新作です。

一つの紋意匠(パターン)を繰り返して製織した紋織物ですが、小さな動植物のモチーフが無数に散りばめられているため、際限のない広がりを感じさせます。

紋織で作られる帯の意匠は、多彩な色糸を重ね合わせて写実を越える迫力を大きな柄で表現したようなものが一般的です。一方このなごや帯は、遠目には織物が放つ色合いのみを表し、近寄って、観て、触れて、初めて小さなモチーフが在るのがはっきりと判るという、これまでの帯の紋意匠と逆の発想で製作したものです。しかしこのような意匠デザインも紋織だからこそできる、紋織の魅力を最もよく表したものと言えると思います。

なごや帯 錦地 天国の庭

なごや帯 錦地 天国の庭
なごや帯 錦地 天国の庭

【配色を変えて〜これまでの作品から】

「なごや帯 錦地 天国の庭」
「なごや帯 錦地 天国の庭」「なごや帯 錦地 天国の庭」「なごや帯 錦地 天国の庭」「なごや帯 錦地 天国の庭」
織りあがってきた新作の袋帯、なごや帯を1点ずつご紹介します。
「袋帯 袿錦 プラド花文」「なごや帯 錦地 幾何市松」
(2018年3月)
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